大きく差がつく
生涯賃金・年金支給額

正規と非正規では、こんな格差が

では、正規雇用と非正規雇用の待遇の違いは、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。例えば、正規雇用の給料は主に月給制で、賞与(ボーナス)や退職金がある場合がほとんどです。一方、非正規雇用は、給料は契約によって月給、日給、時給とさまざま。さらに、賞与や退職金もほぼ出ません。また、健康保険、厚生年金、雇用保険は、正規雇用の場合、無条件に適用されますが、非正規雇用では雇用期間や勤務時間などで一定の要件を満たさなければ適用されないのがほとんどです。

人が一生のうちに稼げるお金のことを「生涯賃金」といいます。つまり、学校を卒業して就職し、定年退職するまでに受け取る賃金の総額のことですが、正規雇用に比べて非正規雇用は昇給や賞与、退職金がない、あるいは少ない分、この生涯賃金にも大きな格差が表れることになります。さらに、厚生年金がもらえる正規雇用者に比べ、厚生年金の適用がなかった場合の非正規雇用者は国民年金を受け取ることになります。国民年金は厚生年金と比べると受給額が低いため、老後の生活でも格差は生じるといえるでしょう。

図表[1] 雇用形態別雇用者数の割合
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