メンタルケア

就職活動の不安で、うつ病を発症することも

「就職活動の結果が思わしくない」「将来が不安だ」など、学生であってもうつ病を発症する危険はあります。気分が落ち込み、集中できない、人と会いたくない、疲れやすいなど、うつ病の症状が出ているようでは、就職活動も学生生活もままなりません。症状が進むと、衝動的に自殺を考えることもないとはいえません。心療内科など専門医の診断を受け、適切な処置を受けましょう。

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五月病だと甘く見てはいけません

大学を卒業し、めでたく希望の会社に就職……晴れやかなシチュエーションですが、ここにも落とし穴はあります。なじみのない地域への引っ越し、はじめての一人暮らし、そして慣れない仕事など、大学生活とは劇的に環境が変わります。この時期は、新鮮な毎日にワクワクしつつも、知らず知らずのうちにストレスを受けている状態です。
心理的なストレスだけでなく、職場によっては、時間外労働が100時間超、出張や休日のつきあいが多いなど、想像以上に疲労が蓄積するケースも。特に、ゴールデンウィークをすぎた時期は、多かれ少なかれ、多くの人が心身の息切れを感じる「五月病」に陥ります。休息や趣味などでストレスを軽減できればいいのですが、「そのうち回復するだろう」放っておくと、深刻なうつ病に発展することもあります。

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症状は人それぞれ、勤務先の理解を得ましょう

疲労はうつ病の大敵。必要以上にがんばらず、信頼のおける上司や同僚に相談することも、心身の健康には必要です。また、うつ病と一口にいっても、人によって症状はさまざま。周囲や本人が勝手に判断せず、精神科、心療内科、神経科などの専門医の診断を受け、早期に対処することが大切です。さらに、うつ病や不安障害と診断された場合は、会社の人事担当に、症状の理解を求めることや現在の業務についての善後策を相談するようにしましょう。

労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト
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